代表 岸健一のブログ

就職説明会振り返り2~チャンスは自らつかみ取ったほうがいいのではないか

2017.8.15更新
TACでは開始から1時間、大原では開始から30分の間、来場者に声かけをし、自社ブースに足を運んでもらう、いわば客引き行為は禁止されていました。
逆言えばこの時間を過ぎれば、来訪者に声をかけ、自社ブースに足を運んでいただくための客引き行為をすることは許されていました。

しかし、税理士法人ベリーベストでは弊社スタッフに、「客引きするに及ばず。自ら来てくださる方にご説明しよう」という方針でいこうと伝えました。

大手税理士事務所も客引き行為を行い、BIG4の中にも客引きをする事務所が見受けられましたが税理士法人ベリーベストは客引き行為をしませんでした。

確かに客引きをし、自らの事務所を売り出すという行為は大事だとも思いますが、自ら進んできていただける方でなければ税理士法人ベリーベストを愛し、長く勤めてはいただけないだろうという判断からです。

税理士法人ベリーベストの基本方針は終身雇用であり、無理に入社していただいてわずかな期間でおやめになられることは基本方針に背きます。
よって、受け身で入社していただくことに価値はなく、自らの意思によって門をたたいていただき、興味を示していただいた方のみに入社していただきたいという思いがありました。

ところがあそこまで客引き行為が横行すると、声をかけてもらえるものだという認識が芽生え、声を掛けられるまであてどなくさまよう方を多く見受けられました。

中には、おそらく税理士法人ベリーベストに興味があり、何度も税理士法人ベリーベストのブースの前を通り、ちらちらと様子をうかがっている方も多く見受けられました。
私としてもなるべく多くの方を接点を持ちたいわけでありまして、声をかけたい気分に駆られましたが、「そんな消極的な姿勢でビジネスがうまくいくわけがない。絶対にお声がけするのはやめよう」という思いからいわゆる客引き行為は一切しませんでした。

税理士法人ベリーベストは能動的に行動する方を求めているからです。

まあ、ほとんどの事務所さんが客引き行為をすると声をかけてもらえるものだという錯覚に陥るのはしかたないことで、これは企業側の問題であると感じます。
求職者の意思を奪い取ると感じるからです。

客引きをする方は若手が多かったように思います。
きっと、「おい、○○、何人は最低連れてこい」みたいな指令がお歴々よりあったからではないかと推察します。

そんな無理やり来てもらっても就職はしてもらえないだろうし、万が一就職してくれたとしても長続きはしないでしょ、、、、と感じました。

企業側もだらしないと思うし、客引き行為を許す主催者もみっともないと思います。
みっともないというか、求職者のことをまったく考えていないのではないかと感じます。

特にTACさんは、法人カードなるものをブースに訪れた方にお渡しする仕組みをとっていて、その法人カードを5枚集めるとクオカード500円分をもらえる仕組みになっているそうで。。。。

おそらく、大金を払って就職説明会に出店した事務所側から、「こんなに高い金を払ったのに求職者がまったくこなかった!」という怒りを遮るためになるべく多くの事務所を求職者に回ってほしいという思いからのシステムだと思いますが本末転倒も甚だしいと感じました。

クオカード500円ほしさについでに回られても、税理士事務所側も迷惑でしかないと思うのですが。。。

単なる愚痴になってしまいましたが、要するに、能動的に行動なさるほうがいいという話でした。

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