代表 岸健一のブログ

きれいに働くっていいのか悪いのか

2017.9.17更新
朝は始業のちょっと早い時間に会社に到着して今日やることを整理。
午前中は集中すべき仕事をきっちりがんばる!
お昼は同僚とランチへ。
眠くなりがちな午後はミーティングとお客様対応を済ませて定時で退勤!

夜は旧友とお食事しました!

現代の働き方ってこんな感じかしら。(妄想です)


先日、先輩(税理士だけど私は彼を税理士だとは思っていない。いい意味で)にお寿司をご馳走になったとき、「岸のところは残業あんまりないね。いいことなのかな、悪いことなのかな」と聞かれました。

これに対する回答に窮したわけです、私は。

その先輩と私は、20代の頃、昼夜土日問わず働いていたんですね。
25時から会議とかざら。
私にはすでに結婚して家族もいたけど、早い時間に家に帰ると妻がビビる始末。

当時から経営側だったので労働法は無関係ですからこんな働き方。
はっきりいって無茶。
どうしても体がしんどく、「インフルエンザ」と仮病でサボったときもありました。
(その割には1日で復帰)

まあ、その生活は長くは続きませんでしたね。
そりゃ持つわけない。

だから、安定的に働くには適度な労働環境を用意するのがとても大切だと考えるに至ったわけです。

でも、今の私がある(大した私ではないが)のは当時の激務のおかげだし、身に着けたことは多かったわけです。
自分事ながら成長も早く、20代とは思えなかった。

親父の小言みたいな話ですが、一定時期の超ハードワークって人生の礎にはなると思うんですよね。

でも、経営者としてスタッフに昼夜問わずに働け!
月月火水木金金だ!
とは言えない。法律上も倫理上も。

人間って年取ればとるほどハードワークできなくなる。
そして、どこかでハードワークしておけば今後の人生に生きるはず。
でも法律もある。
スタッフの気持ちもある。(親父の小言なんてその年齢にならないとわからない)
時代の流れもあるし。
そもそもハードワークを前面に押し出すと採用なんてできない時代。
でも彼らの成長のためには一定期間のハードワークも必要と思う
(以下、省略)

うちの上の子、受験生なんですが、小学校から帰って瞬殺で学校の宿題を終わらせ、塾にでかける。
家の滞在時間は20分くらいらしい。

塾で3時間?勉強し、帰宅。
(ちなみに楽しいらしく愚痴はない)

風呂入ってすぐ寝る(夕飯は塾でお弁当食べる)

翌朝起きて学校行く。

土日もずっと勉強。

1か月でかなり変わる。

これが労働だったら完全アウト。
下手したら両親は懲役刑?です。
でも私の同じ年齢と比べるとまったくもって知識量や思考方法が違う。

う~ん、、、、、、


そんなことを思案する今日この頃です。

でも、そんな折に私の不安を吹き飛ばすような出来事。

20代の税理士有資格者が19時くらいにそそくさと帰る支度を始めたわけですよ。
彼は一人暮らし。
私がいるときは極力ご飯を食べさせ(偉そうですが)、帰らせるようにしています。
少しでも金が浮くのとごはん一人で食べるのも寂しい(上司と食べる方が面倒か??)という思いから。

「ごはん食べてく?」と聞くと、
「いや、今日はこれからTACへ宅建の講座に行くんですよ。試験まであと1か月しかないから。」

たのもし~

自分のことを自分で考え、こっちが指令もしていなのに周辺知識を増やすべく勉強にでかける。

でも、こういうスタッフって仕事もかなりできるようになっちゃうから早々に独立する機運になっていなくなっちゃうんですけどねw

まあ、それはそれか。



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