代表 岸健一のブログ

悩み相談に来た人の話

2018.1.24更新
仲良くしている会社の番頭さんから電話がありました。
「悩みがある。相談したい。時間を取ってもらえないか。」

その人から直接電話があったのは初めて。
オンライン上のやりとりはしたことはあったけど。

なんだろう??と思ってお会いしたんです。
すると、
「このままだとわが社は将来立ち行かなくなる。社長はご子息への会社を譲ることを考えているようだが、ご子息が会社を引き継ぐころ、会社は実体をなさない。どうしよう」

ちなみにこの方、番頭といっても若い。
さらにちなみに番頭といっても社歴が長いだけで役職もないと思われる。
(あっても大した役職じゃない)

なんという責任感なんだろう。

きけば、それに悩んでうつ状態になり、通院していると。

その方に言った。
「すばらしい責任感である。
しかし、それは経営者が考えるべき問題だ。
あなたはそのポジションでもないし、
残念ながらあなたが悩んでも解決する問題ではない。
残念ながら、あなたが悩んでも問題の解決は絶対にないし、
結果としてあなたがうつ状態になっただけだ。
そして仕事をそれなりの期間休んでしまった。
リターンのないリスクをとってしまった。
その問題は私が預かり、社長とご子息に伝える。
あなたはがんばらないことを目標とせよ。
リターンのない悩みを持つより、
与えられたポジションを間断なく全うするために、悩むな」

結構、難しい問題。

悩んでもプラスのリターンがある可能性がある場合、大いに悩んだ方がいい。
が、プラスのリターンを取れない可能性が大きい場合、悩むべきではない。
だって解決しないんだから。

もちろん、解決する能力があるならば悩むべきだ。

って何言ってんだ、、



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