お客様で売れっ子がいます。
個人事業主。
ご存知のとおり、日本の所得税の最高税率は45%。住民税は10%ですから、所得税+住民税は55%。おっと、忘れちゃいけない、復興所得税がありました。
これを合わせると最高税率は55.945%です。
つまり、1万円を追加で稼ぐと5,600円くらいの税金がとられ、4,400円が手元に残ることに。
これはすごいことですよ。
しかもこの稼ぎだと住宅ローン減税が使えないなど、税の特典を失います。
そのお客さんはとても疲弊していました。
どんどん仕事が来てしまって、疲れ果てたと。
しかも、税金の高さに辟易すると。
お客様に伝えたんです。
「経済学的に、労働と余暇の選択という議論がある。それだったら余暇を選択した方がいいのではないか」と。
お客様、余暇を選択しました。
仕事の単価を引き上げ、働かない時間と期間を決めました。
すると、労働時間は減少し、所得は伸びました。
半年に一度くらいお会いするのですが、どんどん顔色がよくなり、明るくなってる。
いろいろと余暇の過ごし方の提案もしました。
より一層、仕事のクオリティがあがって、より売れるようになったんですと。
しかも顧客にも働かない時間と働かない期間を理解してもらえたようで、とても働きやすくなったと。
これが働き方改革なんですかね~と思うエピソードでした。
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1万円稼いで5千円以上税金払う
2018.5.8更新