代表 岸健一のブログ

反則

2018.5.29更新
そういえば。

私、アイスホッケーをやっていたんです。
アイスホッケーはアメフト同様にコンタクトスポーツ。
(ちなみに女子はコンタクトを禁じられています。ついでに言っておくと東京のシニアリーグもコンタクト禁止。豆知識。)

コンタクトがあるとプレーは激しくなりがちで、私の知るところに依れば高校スポーツ界で乱闘が発生するのはアイスホッケーのみ。
ラグビーも小競り合いくらいはみたことあるけど本気の殴り合いはない。アイスホッケーはある。

インターハイかなんかの開会式の時に、「高校アイスホッケーの反則の4分の1はラッフィングです。殴らないようにしましょう。」(※ラッフィングは相手を殴る反則)というコメントを聞き、衝撃を受けたわけであります。

ある試合。確か関東大会の3位決定戦だったと記憶していますが、その試合は不穏でした。
試合前の整列から小競り合い。理由は覚えてない。
そりゃ試合が荒れるわけです。
パックそっちのけでボディチェックが繰り返される。激しさは止まらない。

アイスホッケーって3ピリオドで争われ、各ピリオド間は整氷作業が入ります。
選手は一度控室に戻ります。

控室に戻った瞬間、キャプテンがいきなりある選手を殴りました。
キャプテンは、「ふざけんじゃねーぞ!!」と怒鳴ったわけです。

私は見てなかったのですが、殴られたプレーヤーは試合中に相手をスティックで殴ったらしい。アイスホッケーにおいて最もやってはいけない反則が、スティックで相手を殴ることととスケートで蹴ること。
確か反則を取られてないので審判さえ見えてなかったと思いますが、キャプテンは見ていた。(ちなみに彼は東京選抜のキャプテンでもあった。)

今思うとこれは大したもんだなと思うわけでありまして。
味方を殴るという行為が正しいかどうか別として、試合中に味方を叱責するというのは仲間割れにつながるわけで、ゲームをコントロールする上で非常に難しいこと。
それでもキャプテンは強い意志を持ち、味方を叱責した。
ヘッドコーチやコーチも別にそれを止めなかったような。

試合は勝ったか負けたか覚えてないのですが、その事件は鮮明に覚えてる。
(負けたかな、確か。)

ダメなもんはダメだと強烈にリーダーシップを発揮したキャプテンは、その後大学でも体育会アイスホッケーでも活躍し、社会人になってからも全日本総合に出場するなど活躍、現在は母校のヘッドコーチをしております。(会社も二社経営)

あの熱い気持ちとアイスホッケーの正義を守り、子供たちを正しく導いておくれ!


※どうでもいいですが、東京のアイスホッケーは我々の時は、明大中野、早実、法政一、東洋、日大二、日大鶴ケ丘、武蔵工業大学付属、クラブチームの西武ホワイトベアーズの8チームで覇権を争っていましたが今はもっと少ないらしい。
神奈川は慶應と日大高校のみ。埼玉は栄が頑張ってました。
特に栄はほとんど北海道出身で、インターハイ2位になったような。
上記を見るとほぼ付属高校ばかりです。アイスホッケーのインターハイは高校3年生の1月で、付属以外は受験で忙しいゆえ、できないスポーツでございました。

リンクがないゆえ、練習スタートが22時からというとても高校生がやるスポーツではなかったな~(帰宅は25時。本当。)

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