私は強力なのが2つあると思ってて、それを享受してほしいなと思っています。
リスクは会社がとるということ
一つはリスクは会社がとるということです。適当に仕事をしていいということではなく、思い切った仕事ができるということ。
この商売をやっているとグレーゾーンの判断というのは日常茶飯事であると思います。
もちろんお客様にリスクを説明し、ご納得いただくことは大切ですが、万が一にもそのリスクが具現化してしまった場合、リスクを取るのは税理士事務所です。
あなたではない。
だから思い切った判断をしやすいのです。
リスクを会社に取らせて経験を積めるというのはサラリーマン最大のメリットなのではないかと思います。
もちろん根回しは大事ですよ。
グレーゾーンで思い切った判断をし要とした場合、上司への相談、トップの先生への相談はもちろん必要です。
上司、もしくはトップからそれはやめておけと言われたら会社としてリスクは取らないよという意思表示であり、リスクをとるべきではありません。とるべきではないというかとってはいけません。あなたに責任は取れないのだから。
でもですね、組織と個人とではリスク許容度が大きく異なることも大切なポイントです。
あなたがこのリスクは個人として避けるべきと思っても、組織としては大したリスクではないと判断する場合がおうおうとあります。
なのでとりあえず上席に相談し、取れるリスクは取ってしまう、そしてそのリスクは会社が負うということができるのがサラリーマンです。
この経験は独立時に大きく役に立つと思います。
逃げるという選択肢が用意されているということ
もう一つのメリットは逃げることができるということ。経営者は逃げられません。責任を完全に取りきる。そして一度持ったしがらみから逃れることは難しいです。
その点、サラリーマンは簡単に逃げることができる。逃げると書くとイメージは悪いかもしれませんが、生きる上では大切な戦術です。
そして肉体的に、精神的に滅入ってもお休みする機会が与えられるのもサラリーマンのメリット。部分的な逃げを打つこともできる。
経営者はそれができないです。
私は幸いに、大きな病気はしてませんし、大きな精神的な病にもなったことはありませんが、例えば家族と旅行に行ってたとしてもかかってきた電話にはでますし、メールも必要に応じて返信します。(昔と比べてら頻度は減りましたが。)
サラリーマンは休んじゃえば基本連絡はないでしょうから部分的な逃げも保証されていしますよね。
このメリットはぜひ享受してほしいなと思います。
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