事務所には、様々な経歴の方がいます。
不動産やコンサル、銀行出身者も多いです。
先日は、銀行出身の方と金融コンサルについての勉強会がありました。
事業承継業務では銀行との関わりも多いため、
銀行の立場からの考え方は非常に勉強になりました。
銀行目線での決算書の見方、財務分析を始めとして、
経営者保証の外し方、借り換え等を中心に検討をしました。
皆様ご存知かとは思いますが、
備忘含め簡単にまとめ、、、
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融資の際には、経営者保証として、経営者や親族等が返済を保証することがある。
保証の形態は下記の3パターン。
①包括根保証・・・・・将来に渡り、すべての債務に対して、上限無く保証する(これは今は金融機関では禁止)
②特定債務保証・・・特定された債務のみに紐付く保証。特段の期限。
③限定根保証・・・・・全ての債務に対して紐付く保証。これは元本確定期日というものがあり、期日が到来すると、
その時点の債務額までが保証確定となり、通常は期日延長する。
保証の形態により異なるが、基本的にはその債務について有限責任。
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会社経営にあたっては、多くの会社で借り入れは必ず伴うものかと思います。
個人に及ぶ保証は、業績が良くなってきた場合には、極力外したほうがよいかと思います。
会社経営が落ち着いてきた場合には(そうでない場合にも)
検討をしてみてもよいのではないでしょうか。
税金のみならず、会社経営全体を支える経営者の良き相談者、であるべき税理士の姿が
少しずつわかってきました(遅いか)
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金融コンサル
2018.5.17更新