代表 岸健一のブログ

新入社員の皆様へ【社内用だけどリーク】※長い

2017.9.1更新
9月1日からたくさん(これ書いているのが8月23日で、何人か確定していないけど10名弱)の新入社員の方を税理士法人ベリーベストにお迎えします。

新入社員の方にお送りする歓迎メールをこちらに下書きさせていただこうと思います。
経営方針や今後の指針など、弊社をご理解いただける部分が多くあると思い、ブログでもアップしようと思った次第。

以下


新入社員の皆様

この度はご入社おめでとうございます。
また、数ある企業、数ある税理士事務所の中から税理士法人ベリーベストを選んでいただき感謝いたします。

税理士法人ベリーベストは、弁護士法人ベリーベスト法律事務所、社会保険労務士法人ベリーベスト、特許業務法人ベリーベスト国際特許事務所、株式会社ベリーベスト、株式会社ベリーベストサポートオフィスとともに、日本一の総合事務所を目指しています。
何をもって日本一なのかはよくわかりませんが、とにかく、ベリーベストで働いてよかったといわれるようになるのが目標です。
とはいえ、まだまだ若い組織です。
ぜひ、皆さんの知見を集合させていただき、忌憚のないご意見を頂戴し、組織発展に寄与していただけると幸いです。
私の社会人歴はまだ16年、税理士歴はまだ12年で、社会人として大いに未熟です。
組織が大きくなってしまいますとトップと組織構成人と心理的乖離が生じ、相対的に偉いと感じてしまって言いたいことも言えない環境にはなってしまうと思いますが年齢的にはおっさんになっても精神的にはまだ少年?のままでして、人間として、そしてその組織をつかさどる長として大いに未熟です。
ぜひ、ベリーベストを発展させるための意見をどんどんください。
思い切った陳情、ではなくメールでもチャットでも立ち話でもなんでもOKです!
(たぶん業界有数に聞く耳持っています。それで困ることもたくさんあるのですが。。)
ああいうことがしてみたい、こういうことがしてみたい、という個人的な希望もどんどんください。やりたい仕事をやっているのが一番幸せだと思いますから。

正直なところ、一税理士として生きるには組織発展させるのは面倒です。
たぶん自分でできる範囲の業務をしている方が儲かるし、楽です。
でも一人でやるのはしんどい仕事だと考えています。
となると少しのスタッフが必要。
スタッフを採用しようとするとスタッフの成長が必要。もちろん研修もそうだけど、部下を作る(立場を作る)ことによって成長する部分は多いと思っていて、となると必然的に組織が徐々に大きくなってくると思います。
こうなるともうゴーイングコンサーンを志すしかなくなってしまいます。
こうして終わりのない経営ゲームが始まるわけですが、それはそれで仕方ないですよね。。

過去に私のブログ等をご覧いただければご理解いただいているかな?と思いますが、私の基本理念は終身雇用(長期雇用)です。
税理士業界においては長期雇用することによって、
●引継ぎコスト
●採用コスト
を抑制することによって賃金を安定、上昇させ、組織を安定させれば働いている人は幸せになると考えています。
スタッフが幸せでない税理士事務所がお客様を幸せにできるわけないと思います。

また、長期雇用を実現するにあたって、賃金確保に加え、
●余暇の確保
●自己実現
の二つも主軸としています。

余暇の確保について、短期的雇用を前提とすればあまり関係ないかな?と思いますが、長期雇用を前提とすると、人間の気力には浮き沈みがあり、長期に渡ればライフステージも変わるわけですから、必死に働き続けろ、というのは無理だと考えています。
よって、適度に働き適度に休むという体制が重要だと考えています。
そのためには組織の効率性を上げなければいけません。
仕組みで効率を上げます。
そのために工数管理を行います。また、業務分担を行います。
工数の管理は面倒だと思いますが、オペレーション戦略を明確にするための定量データとして欠かせません。ご協力をお願いします。
業務分担に関してはさいたま市のベリーベストサポートオフィスの活用が重要です。

ベリーベストサポートオフィスは、さいたま市北区土呂町にあります。
税理士業界で言うところの会計法人です。
(成熟具合に応じて税理士法人の支店とし、税理士法人の支店にしてしまいます。)
働いている方は1名の管理者を除き全員パートさんです。

ここでは適正なトレーニングを行い、シンプルな業務をすべて請け負っていただく計画です。現在は道半ばです。
サポートオフィスが完全効率を達成できると、東京でやる業務は高度業務のみになります。高度業務に対応するための研修、実地トレーニングなどを東京ではすることになります。
実は、税理士法人ベリーベストのような全方位の仕事をやっている税理士事務所の業務の大半は高度業務ではないです。記帳代行など、税務知識が乏しくともできる業務が大半です。
したがって、サポートオフィスがそのような業務をすべて片づけてくれれば税理士法人の仕事負担はかなり減り、お客様への迅速対応、高度な提案(研修を含む)に費やせる時間が多くなります。すると顧客満足は上昇、高度提案による利益率の増加などが達成されることにもなります。

こうして業務分担が図られて時間的な業務負担が減少することによる余暇の確保、また、高度業務への対応が可能となるわけですから自己実現にもつながると考えています。

サポートオフィスについての補足をします。
サポートオフィスは、徹底的に子育て世代にマッチにした就業形態をとっています。
上記のサポートオフィスの活用のところだけを読むと、うがった見方をすれば非正規雇用者(常勤者ではない)の労働力搾取という見方ができてしまうかもしれません。
しかし、サポートオフィスの狙いはそうではなく、「子育てに重きを置きたいが少しは働きたい」という方をターゲットにしています。
現実問題、現在の日本社会において子育てをしながら仕事もフルタイムできちんとやるというのは難しいことと考えています。
パートタイムならできるんじゃないか、せっかくパートするなら今後、自分の人生にプラスになるような仕事をしたいという方のみに働いていただいています。
目標とすれば子育てが一段落した段階でうちで正社員となっていただいてフルタイムで勤務していただくのもよいと思いますし、もしくは他の税理士事務所や経理に転職していただき、「ベリーベストサポートオフィス出身の人は本当にすばらしい人材ばかりだ!」という評判がさいたま市近辺でたてばいいなと考えています。

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