代表 岸健一のブログ

細く長く?

2018.6.11更新
以前、テレビ番組で、動物園の話をやってまして。
(私はテレビを全くと言っていいほどみなく、車の中で見ただけなので正確ではない。)

確か茨城かなんかの動物園で、でも動物園といってもお客さんはほとんど来なくて園長さん(高齢)と20歳くらいの若い女性の二人で切り盛りしている動物園と呼んでいいかわからないような動物園の話。

若い女性は一人で動物のエサやりやらなんやらをこなして夜遅くまで働き、自宅(寮?)に帰っても猿回しだかなんだかのイメトレをしている。
若くて働き者で大変結構ねと思うと同時に、「これ、長く続くのかな?」という思いで見てました。

そしたら番組後半で案の定、「過労のため倒れて長期入院(長期自宅療養?)」と相成ったわけです。

これってどうなんだろうか。

若い女性は一生懸命やっていたこととは思いますが、結果として体調を崩して離脱。
決して褒められたことではない。
代わりがバンバンいるなら一人つぶれるのもありかと思いますが、この組織はそうではない。
安定して長く続けなければいけないポジションであったわけです。

もちろん組織が大きかったとしても一人一人に役割があるわけで、離脱してもいいというわけではないですが。

もちろん、彼女のオーバーペースをたしなめることができなかった管理者の責任もあると思います。

これが事件であるならば、世間はハードワークさせた会社が悪いと評価すると思いますが、使われている側も長期的にこれが継続できるのかを検討し、無理だと思ったら経営者に伝える必要がある。
なぜ気づかなかったのかと経営者は責められるかもしれませんが、経営者は万能ではない。伝えるしかない。
それが聞き入れられなかったら辞めた方がいいでしょうね。

短期的なプロジェクトでない限り組織は継続する。
その継続をどう達成するかが大事なんだと思います。

短期的に頑張る!も時には大事だけど長期的スパンから継続できるかどうか考える!ことがもっと大事だと思います。

その若い女性は、これを糧に働き方のペースがわかればいいなと思います。



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