税理士 泉屋 敬子
法人部門3課マネージャー

税理士 泉屋 敬子Izumiya Keiko

業務内容を教えてください。
主に法人税の業務を行っています。
中小企業から上場企業まで幅広くやっていて、いわゆる税務顧問業務がメインとなっています。
特徴としては、上場企業の20社ほどの申告を行っているというところになります。
基本的に他チームだと3月〜4月ぐらいまでが繁忙期になりますが、うちのチームは5月〜6月が繁忙期となっています。
典型的な1日のスケジュールを教えてください。
私自身がメインとなっている担当をそこまで持ってないので、まず、チームメンバーのお客さまのミーティングに一緒に参加して、その際にヒアリングした質問事項をチームメンバーが調べたものをチェックしたり、申告書や帳簿のチェックをしたりしています。
また、スポット案件などが入ってきた際に、株価評価やデューデリジェンスを行っています。
チェックをしている中でミスがあった際の対応と対策を教えてください。
とんでもないミスはそんなにはないと思います。
やはりチームのメンバーはそれぞれ性格も違うので、個々が陥りやすい傾向のミスもそれぞれのパターンがあります。
そういった面も理解しながら日々チェック業務を行っています。
また、ミスをしてしまったメンバーへのアドバイスや生産性を高めるために工夫していることが2つあります。

1つ目は、期限を決めてスケジュールを立てることです。
期限を決めないとどうしてもズルズルと業務が長引いてしまいますし、マルチタスクをこなしていかないといけない業務なので、そこは意識するように心掛けています。

2つ目は、業務後に振り返りをするということです。
マルチタスクが向いてる人もいれば、やはり向いてない人の方が多いと思うので、都度業務の振り返りを行って計画を立てながらある程度管理をしています。
取り扱っている業務の中で自分に向いていると思う業務を教えてください。
抽象的になってしまいますが、お客さまに喜んでいただける業務が好きですし向いているなと感じます。
申告書を机の上で作ったり申告書のチェックをしたりすることよりは、お客さまと面談をしてヒアリングしたことを基にこういう提案ができるんじゃないかとかを考えるのが楽しいです。
もちろん申告書の作成やチェックもミスが許されない重要な業務ですが、やはりお客さまがさらにプラスαを求めてくださる業務だとやりがいもより感じられます。

そういった業務に携わる中で、代表と一緒に面談に出させていただく機会がありますが、お客さまからさまざまなご要望をいただきます。
相続税、所得税、法人税すべての知識が必要だなと感じますし、経営のアドバイスなど税務以外の知識を求めてこられる方もいらっしゃるので、自分自身が身に付けておくべき知識が幅広いなと再認識させられます。
今まで受け持ったプロジェクトの中で、一番難易度が高いと感じた業務がありましたら教えてください。
今までさまざまな業務をやらせていただきましたが、上場企業の新規20社の立ち上げが特に印象に残っています。
これまで上場企業の申告などの経験はありましたが、自分が仕組みづくりからスケジュール調整も含めてすべてプロジェクトを回すという業務は初めての経験でしたので、一番大変でした。

一度こういった業務に携わることによって、こんな感じでやるんだという要領が分かるので、貴重な経験をさせていただけて良かったと思います。
また、なかなかひとりの力では難しい案件ということもありましたので、チームメンバーや他チームとの連携の重要性についても再確認できるお仕事だったと感じます。
チームワークや部下との関係構築における、あなたのアプローチの仕方を教えてください。
まず、丁寧な説明を心掛けるようにしています。
なぜこの仕事をあなたにやってもらいたいのかという理由や、修正箇所があった際になぜ修正しなければいけないのかなど、お客さまの性質によっても答えが違ってきたりするので、メンバーと連携して業務を進めていく中で出てきた疑問に対しては、メンバーも納得できるように論理的かつ丁寧な説明ができるように心掛けています。

また、先ほどのような上場企業の案件も、チーム内で連携して進めていますが、1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と回数を重ねるごとに自分も含めメンバーの成長を強く感じられます。
ベリーベストで働きやすいポイントを教えてください。
一番は、自分からやりたいと積極的に手を挙げた業務に取り組ませていただけて、かつ任せてもらえるというところです。
もちろん失敗をすることもありますが、自分で責任を持ってやらせてもらえることで、すごく経験が積めて成長スピードが速い気がします。
ご自身のキャリアにおける今後の展望と目標について教えていただけますか?
過去の数字を申告書として作るというだけではなく、今後は事業承継やM&Aなどの観点も含めた提案ができるような税務にとどまらない幅広い知識を持った税理士になりたいです。
また、そういった幅広い知識を積極的に生かす機会があるのも、総合士業事務所ならではのいいところなのかなと思います。
転職を考えていらっしゃる方へ一言
やりたい業務がある方はやりやすい環境だと思いますし、どんどん成長をしていきたい方は成長していける仕組みも整っていると思いますので、ぜひ一緒に高みを目指して頑張りましょう!
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