クラウド会計ソフトおすすめ3選!クラウドならではの良さとは?
技術の進歩の目まぐるしい現代社会、世の中は様々な業務効率化にまつわる商品であふれています。
正直、あまりにも多すぎて、何が何だかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、1つおすすめの業務効率化ツールを紹介したいと思います。
昨今のリモートワークの広がりに伴い、「クラウド会計」というものが普及していることをご存知でしょうか。
どこでも作業ができるほか、仕訳の自動化もできるため経理事務の省力化につながります。
この記事では、法人の経理担当者や個人事業主の方へ向け、
- クラウド会計の概要とメリット
- おすすめクラウド会計ソフト3選
について紹介していきます。
この記事を読めば、なぜクラウド会計を始めるべきなのかを理解できます。
加えて、おすすめのクラウド会計ソフトの比較も可能です。ぜひ、最後までご覧ください。
税理士にご相談頂いた方がよい可能性があります。
お気軽にべリーベスト税理士事務所までお問い合わせください。
1、クラウド会計とは
(1)クラウド会計とは
「クラウドと会計」とは、インターネットを通してオンラインで会計システムを利用できる仕組みのことをいいます。
これまではソフトウェアを買い、パソコンにインストールする「パッケージ型ソフト」が一般的でした。
しかし、最近はコロナ禍でリモートワークの機会が増えたことや利便性の高い機能を持っていることから、クラウド会計が普及してきています。
(2)クラウド会計でできること
クラウド会計ソフトは各サービスにより特徴が異なりますが、基本的な機能は共通しています。
特に、クラウド会計の特徴として目立つのは、以下の3つです。
①初心者にやさしい
パッケージ型ソフトと比べ、簿記や会計の知識に自信がない方でも簡単に操作できます。
②銀行やクレジットカードとのデータ連携
銀行やクレジットカードの明細をソフトに取り込み、自動で仕訳をしてくれます。
③バックアップの手間が省ける
会計データは膨大な容量になるため、バックアップも手間がかかります。クラウド会計であれば、インターネット上のサーバーにデータが自動で保存されます。
2、クラウドサービスで会計業務をするべき理由
(1)初期導入コストが安い
クラウド会計は、パッケージ型の会計ソフトと比べると導入コストが安いです。
プランにもよりますが、1か月あたりの利用料が1,000円以下のサービスもあります。
(2)法改正などにも自動で対応
税法改正や会計制度の変更があった際、パッケージ型ソフトはバージョンアップのコスト(ソフトの買いなおし)が発生することがあります。
クラウド会計ソフトは、自動でアップデートしてくれるため、いつでも最新のソフトを利用することができます。
(3)インターネットがあればどこでも利用可能
インターネットさえあればどこでも利用できることもクラウド会計のメリットです。
パソコンのほか、スマートフォンやタブレットにも対応しているため、出張先やリモートワークでも作業ができます。
3、クラウド会計ソフトを効果的に活用する方法
(1)他のソフトと連携する
別のソフトとデータ連携することで、業務の効率化やヒューマンエラー(転記ミス)の防止ができます。
使用するサービスにもよりますが、給与計算や勤怠ソフト、POSレジとの連携などが可能です。
(2)運営サポートを利用する
クラウド会計ソフトはどのサービスでもサポート体制が充実しています。
ソフトの導入から操作方法の説明までしてくれるため、初心者でも安心して利用できます。
4、法人向けおすすめクラウド会計ソフト3選
(1)クラウド会計ソフトfreee
①製品概要
2013年にサービスを開始したクラウド会計のパイオニア的存在です。
法人向けとして、3プランを提供しています。
プラン名 | 利用料(税抜) |
ミニマム | 月額2,380円
年額23,760円 |
ベーシック | 月額4,780円
年額47,760円 |
プロフェッショナル | 月額47,760円
年額477,600円 |
(参考:クラウド会計ソフトfreee)
②特徴
freeeは、クラウド会計ソフト業界ではナンバーワンのシェアです。
簿記初心者の方でも簡単に利用することができます。
各プランの機能・特徴は以下のとおりです。
プラン名 | 機能・特徴 |
ミニマム |
|
ベーシック |
ミニマムの機能に加え、
|
プロフェッショナル |
ベーシックの機能に加え、
|
(2)MoneyForward クラウド会計
①製品概要
株式会社マネーフォワードが運営するソフトです。
法人向けとして2プランを展開しています。
プラン | 利用料(税抜) |
スモールビジネス | 月額3,980円
年額35,760円 |
ビジネス | 月額5,980円
年額59,760円 |
(参考:MoneyForward クラウド会計)
②特徴
MoneyForward クラウド会計は、連携ソフトが充実しており、ニーズに合わせて使い分けることができます。
また、部門別会計機能も設けられていることも特徴の1つです。
各プランの機能・特徴は以下のとおりです。
プラン | 機能・特徴 |
スモールビジネス |
|
ビジネス |
|
(3)弥生会計オンライン
①製品概要
会計ソフト「弥生シリーズ」をリリースしている弥生株式会社のサービスです。
法人向けに2プランを提供しています。
プラン | 利用料(税抜) |
セルフプラン | 初年度無料
※次年度からは年額26,000円 |
ベーシックプラン | 初年度15,000円
※次年度からは年額30,000円 |
(参考:弥生会計オンライン)
②特徴
弥生会計オンラインは、手厚いサポート体制を受けられることが特徴の1つとなります。
また、セルフプランであれば、初年度の利用料が無料であることも大きな魅力です。
各プランの機能・特徴は以下のとおりです。
プラン | 機能・特徴 |
セルフプラン |
|
ベーシックプラン |
セルフプランの機能に加え、
|
5、個人事業主向けおすすめクラウド会計ソフト3選
本章では、個人事業主向けのおすすめクラウド会計ソフトを3つ紹介します。
- クラウド会計ソフトfreee
- MoneyForward クラウド確定申告
- やよいの白色申告オンライン、やよいの青色申告オンライン
(1)クラウド会計ソフトfreee
①製品概要
freeeでは、個人事業主向けに以下の3プランを提供しています。
プラン名 | 利用料(税抜) |
スターター | 月額1,180円
年額11,760円 |
スタンダード | 月額2,380円
年額23,760円 |
プレミアム | 年額39,800円
※月額プランはなし。 |
(参考:クラウド会計ソフト freee確定申告)
②特徴
各プランの機能・特徴は以下のとおりです。
プラン名 | 機能・特徴 |
スターター |
|
スタンダード | スターターの機能に加え、
|
プレミアム |
スタンダードの機能に加え、
|
(2)MoneyForward クラウド確定申告
①製品概要
MoneyForward クラウド確定申告では個人事業主向けに、以下の3プランを提供しています。
プラン名 | 利用料(税抜) |
パーソナルミニ | 月額980円
年額9,600円 |
パーソナル | 月額1,280円
年額11,760円 |
パーソナルプラス | 年額35,760円
※月額プランはなし。 |
②特徴
各プランの機能・特徴は、以下のとおりです。
プラン名 | 機能・特徴 |
パーソナルミニ |
|
パーソナル |
|
パーソナルプラス |
パーソナルの機能に加え、
|
(3)やよいの白色申告オンライン/やよいの青色申告オンライン
①製品概要
白色申告用、青色申告用のソフトを提供しており、各3プランを展開しています。
やよいの白色申告オンライン | |
プラン名 | 利用料(税抜) |
フロープラン | 無料
※次年度以降も無料 |
ベーシックプラン | 年額4,000円(初年度のみ)
※次年度からは年額8,000円 |
トータルプラン | 年額7,000円(初年度のみ)
※次年度からは年額14,000円 |
やよいの白色申告オンライン | |
プラン名 | 利用料(税抜) |
フロープラン | 初年度無料
※次年度からは年額8,000円 |
ベーシックプラン | 初年度6,000円
※次年度からは年額12,000円 |
トータルプラン | 初年度10,000円
※次年度からは年額20,000円 |
(参考:やよいの白色申告オンライン、やよいの青色申告オンライン)
②特徴
やよいの白色申告オンライン、青色申告オンラインの機能や特徴は以下のとおりです。
プラン名 | 機能・特徴 |
フロープラン |
|
ベーシックプラン | フロープランの機能に加え、
|
トータルプラン |
ベーシックプランの機能に加え、
|
6、クラウド会計について相談するなら税理士へ!
(1)クラウド会計ソフトの選定のアドバイス
記事では、3つのクラウド会計ソフトを紹介しましたが、「どれも便利そうで迷うなぁ」と思われる方も多いでしょう。
ソフトの選定でお悩みの際は、税理士への相談がおすすめです。
自社の業務フローや利用目的にあわせて最適なサービスを選んでくれます。
(2)クラウド会計ソフト導入の支援
クラウド会計ソフトの導入にあたり、これまでパッケージ型のソフトで会計をしていた法人では、
- 既存のソフトからスムーズに移行できるか心配
- 自社にあわせた設定がよくわからない
などの不安があるかと思います。
税理士は、導入の検討から作業に慣れるまでのサポートもしてくれます。
まとめ
今回紹介した3つのソフトは、どれも自信をもっておすすめできます。
クラウド会計はリモートワークへの適正があり、経理事務の簡略化もできるため、労働生産性の向上にも寄与するでしょう。
「どのソフトが自社に適しているんだろう」とお悩みの場合は、ソフトの選定から導入後のフォローまでしっかりと支援してくれる会計のプロ、税理士にご相談ください。
税理士にご相談頂いた方がよい可能性があります。
初回のご相談は無料ですので
お気軽にべリーベスト税理士事務所までお問い合わせください。